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~WEEK8~ブランディングスキル

 

🔴商品を売りたいのであれば商品を売るな

 

 

まず始めにブランディングとは

 

ブランディングってなんとなく理解してるが明確に説明するっていうとできる人は意外と少ないんじゃないでしょうか。

 

ブランディングといっても細かく分けると種類があるので恋愛で解説していきます。

 

MARKETING       特定の人にたいして、あなたが好きですと伝える
ADVERTISING     不特定多数に好きです好きです伝えまくる
PR                         第三者からあなたが好きらしいよと伝えてもらう
BRANDING          相手からあなたが好きよと伝えてくる

 

いろんな企業がブランディングなしに広告を打ちまくるので経費がかかる、しかも色んな人に好きですと伝えても皆んながお付き合いしてくれる訳でなく、むしろほとんどに断られると思います。

 

見てわかる通り上記4つの中なら相手から好きよって言ってもらえるのが100発百中ですよね。

なのでしっかりとしたブランディングをするには好きよって言われるぐらいの人間にならないといけないんです。

清潔感のない鼻毛出てるような男の人が好きです好きです言ってもだれも付き合ってくれません、ただキムタクが好きです好きです伝えたら付き合ってくれる人は多いはずです。

 

そしてブランディングがないとどうなるかというと

 

ブランディングがないと負のスパイラルにはまり事業は続かない

 

ブランディングがないとこっちのスーパーaのトマトと隣のスーパーbのトマトは同じ商品になってしまいます

 

そうすると

価格競争

スーパーaではトマトが100円

スーパーbではトマトが90円

じゃあ対抗して今度はaが80円に、、、

 

サービス競争

宅配しますよ

まとめ買いすると少し安くします

トマト料理のレシピつけるよ

 

自社コスト

レシピ代

宅配費用

など

 

利益率低下

 

コスト削減

 

 PR削減

 

シェア低下

 

売れないから

また

価格競争

最終的には倒産

 

というように負のスパイラルに陥ってしまう企業が多いんですよね

 

では次にブランディングしていくにあたってブランディングにも種類があるので紹介していきます。

 

 

コーポレートブランディング 〜会社の信頼につながるブランディング

ホームページ

パンフ

代表者

提携先

資本金

法務

 

コーポレートブランディングとはズバリ

競合を把握するが、競合を作っては絶対にいけない

コーポレートブランディング=○○だが○○ではないと明確に断言する

 

例○○専門店や、○○特化型などはスモールスタートには特にいいブランディング

 

 例えばGoogleでいうとGoogleは自社を色々なテクノロジーを開発してるテックカンパニーと明言しているが実際Googleの収益の90%は広告収入です。

これはどう考えても広告会社ですよね。

ただGoogleが広告会社だと明言すると広告会社の価格競争に巻き込まれてしまうのでテックカンパニーと明言しているんです。

 

なのでブランディングがしっかりしている所は負けないんですね。

美容院でもカットが5万円するとこもあれば1000円で切ってくれるとこもあります。

髪を切るという価値は1000円なんですよね。

 そこに技術をよりあげたり他のサービスで価値を高めてブランディングしていきます。

 

プロダクトブランディング 〜商品のブランディング

価格

材料

パッケージ

雰囲気

デザイン

希少性

認可

資格

効果

 

商品のブランディングで大事な価格設定についてお話します。

 

例、シャングリラホテルのカフェラテのお話

 

カフェラテを販売する事を決めたシャングリラは価格を考えます。

そこでまずはお客様にカフェラテをいくらなら頼むかアンケートをとりました。

その結果100人中100人が500円なら注文すると

100人中100人が1500円は高すぎて注文しないと

こういうアンケート結果でした。

カフェラテ一杯提供するのに販管費が300円必要だとしたらシャングリラはいくらでカフェラテを販売すべきか。

 

答えは1000円

 

1000円と答えが出なかった人は現在の自社の価格設定を変えるべきかも?

 

事業をする上で最も大事なのがいくら売り上げたかじゃなくいくら利益を残したか

 

なので単純に100人が買う500円よりも

50人が買う1000円の方が利益が残るんですよね

 

なんで1000円で50人が買うかは計算で出るのですがそこは、はしょります。

 

価格設定はみんなが買う値段じゃなく利益が残る値段に設定する

なんとなくの値段設定だと必ず失敗します。

 

500円の層は切り捨て

1000円で売ることを実践

1500円でどう売るかが挑戦

 

 この挑戦の部分は付加価値をつけてカフェラテを1500円の価値まで上げる事です。

ブランディングとは、付加価値を伝えたり体験させること。

 

美容院の髪を切る価値は1000円

それを6000円にするには付加価値が必要

 

do1、アロマの匂いを選ばせる、おしぼりアロマ顧客ベースにし、毎回聞いたあげる

do2、シャンパンを置いとく、飲まなくてもいい、snsに投稿、感動を与える

do3、

相場以上の値段をつけたいなら、売りたいなら、その商品を売ってはいけない

店舗でいうブランディングで価格を上げる付加価値は3つ

空間付加価値コストがかかる

商品付加価値コストがかかる

サービス付加価値(エンターテイメント付加価値)無料

 

マーケティングブランディング 〜どう広めるのかのブランディング

チャネル

ターゲット

メディア

口コミ

sns

キャッチコピー

ストーリー

 

マーケティングブランディングでは実際どういう媒体を使うかなど色々ありますが一番大事なのが 

どういう印象を持ってもらいながら広めるか

です。

 

ここでまた一つ例を出すと

スタバとマクドナルドの違い

コーヒー1杯500円と100円の違い

 

答えはフランチャイズフランチャイズじゃないか

 

 

どういうことかというと

マクドナルドはフランチャイズ化しています。

フランチャイズということは儲けファースト思考になります。

先ほどした価格設定ですけどもフランチャイズの場合は価格を変えられない

つまりとにかく数を売らないといけない。

だから回転数を意識します。

回転数を上げるためには席数を増やす。

そうすると1人あたりのスペースが40センチほどしか取れない。

そうすると500円でも売れるコーヒーが100円でしか売れなくなる。

これはマクドナルドなら出来るが普通の個人店でやるとは流行らなくなり、倒産してしまいます。

 

スタバはフコラを知ってます。

なのでスタバはフランチャイズを絶対にしないんです。

なのでスタバは儲けファーストじゃなく、ゆったりくつろいで欲しいをテーマに席数もスペースも確保して営業しています。

だからスタバは500円でも売れてしっかり利益が残る仕組みになっています。

 

どういうふうなチャネル、デザイン、ステートメントマーケティングブランディングは値付けには大事になっていきます。

 

セールスブランディング 〜どう売るかのブランディング

販売方法

提携先選定

顧客選定

資料

 

セールスブランディング

 

ここで本題、冒頭にもあった商品を売りたければ商品を売るな

です。

どういうことかというと

ブランディングとは商品やサービス以外のもの(付加価値)をprすることです。

 

 

Yamahaピアノ教室戦略

 

Yamahaはピアノを売りたかったが、いきなり300〜1000万するピアノを買ってくださいとっても当然売れませんでした。

だからピアノ教室を開いて買わせる戦略に出たんです。

ピアノ教室に来たお客さんがピアノを欲しくなり買ってくれるようになった。

しかも相手側から欲しいですと来てくれるので、冒頭で述べたようにしっかりとしたブランディングになっていますよね。

 

なので

売りたければ、その商品の一歩手前のブランディングが重要

 

 

これがブランディングの真髄です。

商品を売りたければ、商品を売ってはいけないのです。